嗜好品・娯楽を絶つコツは、決められた『至福の時』に嗜まない事
こんにちは。吸ってたタバコはメビウス。MAmeeともうします。
酒・タバコ・ギャンブル。
世の中には様々な嗜好、娯楽があふれていて我々の人生に刺激と潤いと破滅をもたらしてくれる。
そのどれもが死ぬまで続けられるとは限らず、年月と共に身を取り巻く環境と体内の環境は変わり自分の意思と関わらずに、好きなものを絶たなくてはいけない時が来るかもしれない。
そうなった時、人間はもろく。習慣づけられたともいえる依存度を露呈する。
何度も禁欲に失敗する人は単純に依存度が高い。
つまり自分自身に与えてあげることへの慣れ。
空気のように摂取して当たり前で、ある意味生活に刺激を与えてくれる嗜好品としての本分が損なわれた状態で中毒症状をむさぼっているに過ぎない。
以上の事からわかるように、慣れとは最悪の怠惰だ。
嗜好品を絶つ準備は絶つつもりもない状態からもう始めなければならない。
これから中毒性のある嗜好品を嗜み始めようと考えている方は、辞めるその時をきちんと見据えてよく考えてほしい。
思うに、重要なのは予算を決めることや回数を制限することではなく『至福の時』に嗜まない。これに尽きると思う。
行為そのものを指した『至福の時』という事ではなく、『日常に溶け込んだ一番嗜好性を高く感じられるタイミング』に我慢するということ。
例えば、タバコであれば食事直後や宅飲み後のリラックスタイム。酒であれば休日前の仕事終わりや休日の日が高い時間帯。ギャンブルは給料日や臨時収入が入った時など。
自分の中で思うこの日この時にやりたいいきたい嗜みたい。
そのタイミングだけは休みをきちんと設ける。これを意識するとしないとでは、禁欲時の辛さはだいぶ楽になります。
禁欲を始めた時、一番心を揺さぶられるのは『至福の時』です。
もっとも空白・喪失感を感じるタイミングです。今まで時間を費やしていた分、それを絶った時何をしたらいいのかわからなくなり結局手を伸ばしてしまいます。
その悪循環の繰り返しでいつになってもやめることが出来なくなります。
逆に、強烈に欲求を駆り立てられるであろうタイミングを制御できればその忍耐は慣れに汚染された依存症など恐れるに足らないでしょう。
このシンプルな心掛けを嗜み始めから胸に置くことで、一日2箱・喫煙歴10年の僕も自然に絶つことが出来ました。
先の自分を見据えて計画的に嗜むことから始めましょう。
という話。