【自己流アレンジジャンクフード】汁気を失ったカレー麺の角しかない味わい
こんにちは。日清カップヌードルしょうゆ味は若干アレルギー気味。MAmeeともうします。
ジャンクフード(英: junk food)とは、栄養価のバランスを著しく欠いた調理済み食品のこと。高カロリー、高塩分だが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食べ物。「ジャンク」とは、英語で「がらくた」「屑」の意。
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
老若男女問わず引き付ける魔力を秘めた罪悪感の塊、「ジャンクフード」。
その魔力にあらがえず罪悪感と健康志向のせめぎあいに身を落とす筆者が日々摂食している大して珍しくもない「自己流アレンジジャンクフード」をただただ語っていく記事である。
今回のメニューは、「カルボナーラ気取り風カレー麺 カレー汁を添えて」
◇日清カレーヌードルBIG 1個
◇卵 1個
◇粉チーズ 適量
◇黒コショウ 適量
◇お湯 適当
このメニューの主役となるのはもちろん「日清カレーヌードルBIG」。
BIGじゃないとだめです。日和った感じがしてジャンク感がそがれてしまいます。KINGもだめです。そこが超えてはならない一線だからです。
このカレーヌードル、これ単体だけでもフタを開けると同時に目に飛び込んでくる大量のカレーフレーバーの粉!ただお湯を入れただけではほとんど溶け切らない強情者。一般市場に出回る既製品のくせにもうこの時点でジャンク感がぶっちぎっています。かなりクレイジーですね~。健康志向の方はまず食べるのを避けるでしょう(個人の意見)。
こいつをさらに危険指数までジャンク感をぶち上げていきます。
調理法は簡単。まずお湯を沸かします。
沸騰するのを待つ間にふたを開け中身の「ポテト」「謎肉」「カレーの粉」を1/3ほどお椀に移しておきます。
この時決して粉を出し過ぎないよう注意してください。
常識的な分配にしてしまうとたちまち万人受けする過度の内容な仕上がりになってしまいます。
お湯が沸いたら麺が浮いて浸る程度まで入れフタをします。(線より下)お湯を入れてから待つ時間は1分。
この待ち時間に、卵を取り出し、黄身と白身を分けます。使うのは黄身のみです。
1分経ったら、具材を移しておいたお椀にカップ麺の汁を全部入れお椀の中身を軽くかき混ぜます。
汁が空になったカップ麺に先ほど分けておいた卵の黄身を投入。
溶け切っていない凶暴なカレー粉と共に下から掘り出すように混ぜ。
最後に粉チーズ、黒コショウをお好みでかければ……
「カルボナーラ気取り風カレー麺 カレー汁を添えて」の完成です。
ただでさえ体に優しい成分を見つける方が難しいカレーヌードルに少量のお湯での調理に卵とチーズで、「暴虐の濃い口」「忍び寄るコレステロール」「戦慄の乳脂肪分」この三つの三重奏により恐ろしいまでのジャンクテイストにさらなる進化を遂げます。
ひとたび口に入れれば濃厚で粗雑なカレーの風味が鼻を突き抜け、衝撃なまでの味の濃さが舌をえぐり、それらを余すとこなくからめとった、固めの縮れた揚げ麺が飲み込むのを阻止しようと強烈なのどの渇きを促してきます。
そしてそれらを和らげるリセットウォーターの如くカレー汁に手を伸ばせば、落差の魔力か思いのほか優しくちょうどいい口当たりで、麺と汁のシャトルランになる事必死。「食後2時間は寝てはならない」という普段気にもとめない推奨されている一般的な教えを意識せざるをえないほどの罪悪感。
こいつにもう一足しして生ハムとかで巻き始めたらもうそれは末期。
和らぎを忘れたジャンクフードの足し算の猛襲。
『ひどい食生活してるだろ……?既婚者なんだぜ?これ……』
僕みたいに嫁のつくってくれたご飯の後にこんなの作って食べると絶対ぶっ飛ばされますのでご注意ください。
この食べ方を教えた漫画「華麗なる食卓」の罪は重い。
「いや自己流じゃないんかい!」というツッコミはスルーしていくスタイル。
権利とは、発信者が民衆に同意を求めた時に生まれるもの。
人によっては一度手を出したらもう元には戻れないのでお試しの際は自己責任で。